おうちで!絵本ミュージアム2020
わたしだけのワンピースをつくろう!

おうちで!絵本ミュージアム2020

Website

主催
福岡アジア美術館 / 西日本新聞社 / TNCテレビ西日本 / NPO法人子ども文化コミュニティ
制作チーム
plaplax / 齋藤雄介 / 勝目祐一郎(かちどき) / トラフ建築設計事務所 / 中村至男 / みんなのダンボールマン(d_l_b) / 森紗和子 / NPO法人子ども文化コミュニティ

 福岡アジア美術館で2007年から毎年開催されている展覧会「おいでよ!絵本ミュージアム」。2020年は「おうちで!絵本ミュージアム」としてオンライン上での開催となった。インタラクティブな体験を通して絵本の世界に親しみながら、おうち時間を家族や親子で楽しく過ごしてもらうための、3つの体験型コンテンツの企画・デザイン・実装を担当した。『自分だけのおもしろパンをつくろう!』では、描いた線がオリジナルのパンになり、自分のパンやさんに並べることができる。パン画像の生成にはディープラーニング技術を用いている。『かざして発見!どっとこ どうぶつえん』では、作成したオリジナルのどっとこどうぶつがARでおうちの中に現れる。ここでは、どっと絵からiOSのAR Quick Lookに対応したARデータを動的に生成している。また、『わたしだけのワンピースをつくろう!』では、描いた絵からオリジナルのワンピースの柄をつくることができる。

https://kodomo-abc.org/ouchi-ehonmuseum/

Deep Kamon

Experimental project

 ディープラーニング技術を用いて既存の家紋の画像を学習させたAIに、無数の新しい家紋を生成させる試み。
 ほんらい家紋は、円や直線といった単純なかたちを、手順に沿って幾何学的に組み合わせていくことで描かれる。ある手順によって描かれる家紋は、当然ながら常に1通りに定まる。一方でAIは、ある与えられた乱数列を、家紋の(ように見える)画像としてデコード可能な別の数列に変換する、ということを行っている。この変換プロセスによって、これまで行われてきたような手順とは無関係に、乱数列を与えさえすれば、家紋のような画像を無数に生成することができる。ところで、幾何学的な手順は家紋の数だけ存在するが、あるAIの変換プロセスは常に一定である。したがって、あるAIに、特定の乱数列を与えるとき、結果として生成される家紋は、常に1通りに定まる。この関係性が、紋章としての本来の意味や概念に接続していく可能性を探りながら、試作を続けている。

https://www.instagram.com/deep_kamon/


テクニカルディレクター
デザイナー
勝目 祐一郎 Yuichiro Katsume

1983年東京都出身。2007年、東京藝術大学美術学部建築科卒業。 2009年、同大学院映像研究科メディア映像専攻修了。 IMG SRC、DRAFTを経て現在フリーランス。

k@kcdk.jp